妖怪診断の相性表

8 種類の妖怪それぞれに、一緒にいると楽な相手を 2 つ、ぶつかりやすい相手を 1 つ挙げています。ぶつかりやすいのは、どちらかが悪いからではなく、大事にしているものがちがうからです。

化け狸

  • 一緒にいると楽 座敷わらし 座敷わらしのいる家は栄える、と言い伝えられる。狸が表で芸を見せてにぎわせる人里に、座敷わらしが奥で静かに住みついていれば、にぎやかさが一夜で終わらず、長く続いていく。
  • 一緒にいると楽 唐傘おばけ 唐傘おばけも、人の前にぴょんと飛び出して驚かせるのが好き。化けて楽しませる狸と、素顔のまま驚かせる唐傘なら、同じ「驚かせる」でも芸がかぶらず、互いの出番を笑って見ていられる。
  • ぶつかりやすい 天狗 天狗は山の奥で姿を見せず、自分の流儀を変えずに暮らす。人前で化けてみせる狸の芸は、天狗には軽く映りやすく、天狗の黙ったままの様子は、狸には笑わせどころがつかめない相手に感じられやすい。

一反もめん

  • 一緒にいると楽 唐傘おばけ 唐傘おばけも、紙と竹でできた暮らしの道具が動き出した姿。布の一反もめんとは、身近な物から生まれた妖怪どうしで、どちらも人の前へ出ていくので、驚かせた話をいくらでも交わせる。
  • 一緒にいると楽 山彦 山彦も、野山の広い空の下で、相手に合わせて声を変えて返す。外の開けた場所で形や声を変える者どうしなので、遊び方の呼吸が自然に合う。
  • ぶつかりやすい 座敷わらし 座敷わらしは、家の奥でいつもの姿のまま、気配だけで過ごしたい。外の空から人のそばへ寄っていく一反もめんとは、居たい場所も出方も逆で、互いの落ち着ける所がなかなか重ならない。

唐傘おばけ

  • 一緒にいると楽 一反もめん 一反もめんは、外の空から人のそばへ寄っていく。町なかを跳ねる唐傘と、空を舞う一反もめんなら、同じ「人の前に出る」でも場所がちがうので出番を取り合わず、驚かせた話を教え合える。
  • 一緒にいると楽 座敷わらし 座敷わらしも、化けずに子どもの姿のままでいる。素顔のままの者どうし気が楽で、同じ家にいても、飛び出す唐傘と奥で見守る座敷わらしで、出る所と引く所が自然に分かれる。
  • ぶつかりやすい ろくろ首 ろくろ首は、昼はふつうの人として暮らし、夜だけ首をのばす。いつでも素顔で飛び出す唐傘には、その使い分けがつかみにくく、ろくろ首には、どこでも同じ調子の唐傘が場を選ばないように見えやすい。

河童

  • 一緒にいると楽 天狗 天狗は山に、河童は川にすむと言い伝えられる。どちらも外の自然を住みかにしながら、山と川で場所がはっきり分かれているので縄張りが重ならず、互いの知らない世界の話を交わせる。
  • 一緒にいると楽 ろくろ首 ろくろ首は、人里の家の中で、相手ごとに顔を使い分けて暮らす。水辺で素顔のまま勝負する河童とは何から何まで逆だからこそ、張り合うことがなく、互いの話を珍しがって聞ける。
  • ぶつかりやすい 山彦 山彦は、こちらが呼べば同じ声を返すだけで、姿は見せない。正面から「勝負だ」と組みたい河童には、いつまでも手ごたえがつかめず、山彦には、河童の呼びかけがまっすぐすぎて、返し方に困りやすい。

ろくろ首

  • 一緒にいると楽 山彦 山彦も、姿を見せずに、相手に合わせて声を返す。合わせ上手の者どうし、言わなくても互いの気配がわかる。町で暮らすろくろ首にとって、山で聞いた声の話は、いい気分転換になる。
  • 一緒にいると楽 座敷わらし 座敷わらしも、人の家で目立たずに暮らす。どちらも人里の家の中にいて表に出ないので、同じ屋根の下で互いのくつろぎを乱さない。夜に首をのばして見てきた外の様子を、そっと教えてあげられる。
  • ぶつかりやすい 唐傘おばけ 唐傘おばけは、どこへでも素顔で飛び出していく。様子をうかがってから動くろくろ首には、その飛び出し方がまぶしすぎ、唐傘には、ろくろ首が様子見ばかりでなかなか出てこないように映りやすい。

山彦

  • 一緒にいると楽 天狗 天狗も、山の奥で姿を見せず、音だけで山にいることを知らせる。同じ山の静けさを好む者どうしなので、互いに干渉せず、山の気配を分け合える。
  • 一緒にいると楽 ろくろ首 ろくろ首も、姿を変えて場になじむ合わせ上手。町で暮らすろくろ首が首をのばして見てきた話を、山彦はその調子のままよく聞いて返せる。
  • ぶつかりやすい 河童 河童は、川べりで正面から「勝負だ」と組みたい。声を返すだけで姿を見せない山彦には、その誘いがまっすぐすぎて返し方に困り、河童には、山彦がいつまでも組み合ってくれない相手に見えやすい。

座敷わらし

  • 一緒にいると楽 化け狸 座敷わらしは物音で、化け狸は腹鼓で、姿より先に音で気配を知らせる。どちらも人里に住みつくので、夜の物音を聞くだけで、互いの調子がわかる間柄になれる。
  • 一緒にいると楽 ろくろ首 ろくろ首も、人の家の中で目立たずに暮らす。表に出ない者どうし、同じ屋根の下にいても気をつかわずに済み、ろくろ首が昼に見せる顔と夜の顔のどちらとも、変わらない調子でつきあえる。
  • ぶつかりやすい 一反もめん 一反もめんは、外の空から人のそばへ寄っていき、風しだいで形を変える。家の奥でいつもの姿のまま過ごしたい座敷わらしには、その出方が落ち着かず、一反もめんには、座敷わらしがいつまでも同じ座敷にいるのが不思議に見えやすい。

天狗

  • 一緒にいると楽 河童 いつも同じ川で、正面から相撲を挑んでくる河童は、山にいる天狗にとって、山を下りればいつでも同じ調子で迎えてくれる相手。互いに流儀を曲げないので、勝負もさっぱり終わる。
  • 一緒にいると楽 山彦 山彦も、山の奥で姿を見せず、声だけで山にいることを知らせる。どちらも姿より先に音で気配を伝える者どうしなので、言葉を多く交わさなくても、山の中で通じ合える。
  • ぶつかりやすい 化け狸 化け狸の話は、人里で相手ごとに姿を変えて笑いをとるところに見せ場がある。一つの技を山で自分の流儀のまま極めたい天狗には、そのくるくる変わるやり方がつかみにくく、狸から見ると、天狗は笑いに乗ってこない相手に映りやすい。

自分がどれかを知ってから読むと、もっと面白くなります。18 問・約 3 分です。

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