妖怪診断
座敷わらしざしきわらし
古い家の奥に住みつき、足音と気配だけで、家じゅうを明るくしている人。
座敷わらしは、岩手県をはじめ東北地方の古い家に住むと言い伝えられてきた、子どもの姿の妖怪です。柳田国男の『遠野物語』にも、誰もいないはずの座敷で物音がした、廊下で子どもの姿に出会った、という話が書きとめられています。
座敷わらしが住む家は栄える、と言われます。それでいて、姿をはっきり見た人はわずかです。子どもたちが遊んでいると、いつの間にか一人増えている、という話もあります。表に立つより気配で場をあたため、いつもの自分のままで、そこにいる人です。
座敷わらしは、人の家の中に住みつきます。人の暮らしのそばで、変わらない調子で過ごすときにいちばん力が出ます。ただ、人の気配のない場所や、相手に合わせてふるまいを変えることが求められる場では、どこに身を置けばいいか迷いやすいところがあります。
得意なこと
- 目立たないところで、場をあたためる小さなことを続けられる
- どこにいても自分のペースを崩さず、まわりを落ち着かせられる
- 家や近所の人とのつきあいを、長く大事にできる
つまずきやすい場面
- してきたことに気づかれないまま、自分だけが知っている手間が積み重なる
- 人の気配のない場所に長くいると、心細くなる
- 大勢の集まりでは、話しかけられる前に会がお開きになる
座敷わらしのあるある
- 家の中を足音を立てずに歩いて、家の人をびっくりさせる
- お客が来ると、台所でお茶の用意だけして、なかなか顔を出さない
- 誰かが置き忘れた物を、黙って持ち主のそばに戻しておく
光る場面
人の出入りがあるあたたかな家や、近所づきあいの続く場所で、目に見えない小さな手間が居心地をつくっている。そんな場所で、座敷わらしの持ち味が静かに伝わりやすくなります。
座敷わらしを活かすヒント
- したことを一つだけ、さりげなく人に伝えてみる
- 人の少ない場所へ出かけるときは、なじみの物を一つ持っていく
- ときどき、自分から一歩だけ前に出てあいさつしてみる
相性
化け狸 — 座敷わらしは物音で、化け狸は腹鼓で、姿より先に音で気配を知らせる。どちらも人里に住みつくので、夜の物音を聞くだけで、互いの調子がわかる間柄になれる。
ろくろ首 — ろくろ首も、人の家の中で目立たずに暮らす。表に出ない者どうし、同じ屋根の下にいても気をつかわずに済み、ろくろ首が昼に見せる顔と夜の顔のどちらとも、変わらない調子でつきあえる。
一反もめん — 一反もめんは、外の空から人のそばへ寄っていき、風しだいで形を変える。家の奥でいつもの姿のまま過ごしたい座敷わらしには、その出方が落ち着かず、一反もめんには、座敷わらしがいつまでも同じ座敷にいるのが不思議に見えやすい。
となりの妖怪
3 つの軸のうち、1 つだけが逆の妖怪です。結果が真ん中に近い軸があれば、こちらの顔も持っているかもしれません。
あなたはどれでしょう。場面で答える 18 問、約 3 分です。
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