妖怪診断
唐傘おばけからかさおばけ
一本足でぴょんと跳ねて現れ、一つ目の素顔のままで人を驚かせる人。
唐傘おばけは、古い紙の傘が妖怪になったものです。日本には、長い年月使われた道具に魂が宿るという言い伝えがあり、そうした道具の妖怪は「付喪神」と呼ばれます。一つ目に長い舌、一本足でぴょんぴょん跳ねる姿が、江戸時代の絵やかるたに描かれてきました。
唐傘おばけは、何かに化けて人をだますことはしません。傘の姿のまま、いきなり目の前に飛び出して驚かせるだけです。言い伝えより絵で親しまれてきた妖怪と言われ、その姿にはどこか愛きょうがあります。自分を隠さず、いつもの自分のまま、人の前へ跳ねていく人です。
もとは人の家で長く使われてきた傘なので、ここでは人の暮らしのそばにいる妖怪としています。にぎやかな町や家の中で、知っている人の前に飛び出していくのが得意です。そのぶん、相手の好みに合わせて出し方を変えることが求められる場面では、どうふるまえばいいか迷うことがあります。
得意なこと
- 初めて会う人にも、飾らないいつもの調子で話しかけられる
- 家や町のにぎわいの中で、場をぱっと明るくできる
- 思ったことを裏表なく伝えるので、話が早い
つまずきやすい場面
- かしこまった場でも、いつもの調子が出てしまい、少し浮く
- 驚かせるつもりの冗談に、相手が本気でびっくりしてしまう
- 人の気配のない場所では、跳ねる相手がいなくて物足りない
唐傘おばけのあるある
- 雨の日は、傘をくるくる回しながら歩いている
- 物陰から「わっ」と出る遊びを、大人になってもやめていない
- どこの店へ行っても、同じ口ぐせで店の人に覚えられている
光る場面
知った顔の多い町の集まりや、家に人が集まる日に、唐傘おばけの素直な明るさが届きやすいでしょう。
唐傘おばけを活かすヒント
- 驚かせる前に、相手がそういう遊びを好きか一度確かめる
- 改まった場では、最初の一言だけ相手の調子に合わせてみる
- ときどき、人の少ない場所で静かに過ごす時間もつくる
相性
一反もめん — 一反もめんは、外の空から人のそばへ寄っていく。町なかを跳ねる唐傘と、空を舞う一反もめんなら、同じ「人の前に出る」でも場所がちがうので出番を取り合わず、驚かせた話を教え合える。
座敷わらし — 座敷わらしも、化けずに子どもの姿のままでいる。素顔のままの者どうし気が楽で、同じ家にいても、飛び出す唐傘と奥で見守る座敷わらしで、出る所と引く所が自然に分かれる。
ろくろ首 — ろくろ首は、昼はふつうの人として暮らし、夜だけ首をのばす。いつでも素顔で飛び出す唐傘には、その使い分けがつかみにくく、ろくろ首には、どこでも同じ調子の唐傘が場を選ばないように見えやすい。
となりの妖怪
3 つの軸のうち、1 つだけが逆の妖怪です。結果が真ん中に近い軸があれば、こちらの顔も持っているかもしれません。
あなたはどれでしょう。場面で答える 18 問、約 3 分です。
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