妖怪診断
天狗てんぐ
山の奥に姿を隠し、自分の流儀を変えずに、技を磨いている人。
天狗は、山にすむと言い伝えられてきた妖怪です。赤い顔に高い鼻、山で修行する山伏の装束、手には羽のうちわという姿で描かれ、背中の翼で空を飛ぶと言われます。からすのようなくちばしを持つ「からす天狗」の姿もよく知られています。
天狗は、人前にめったに姿を見せません。夜の山で大木を切り倒すような音がしたのに、朝になって見ると倒れた木が一本もない。そんな出来事は「天狗倒し」と呼ばれ、天狗のしわざとされてきました。表には出ず、音や気配だけで山にいることを知らせる人です。
京都の鞍馬山の天狗が、若いころの源義経(牛若丸)に剣術を教えた、という話はよく知られています。天狗は相手によって流儀を曲げず、人里から離れた山の中で、自分の技を磨いていきます。そのぶん、ほかの人のやり方に合わせることが求められる場では、窮屈に感じることがあります。
得意なこと
- ひとりで黙々と、自分の決めたやり方を磨き続けられる
- 人の少ない自然の中で、集中して過ごせる
- まわりの声に流されずに、ぶれない判断ができる
つまずきやすい場面
- 決まったやり方に合わせることを求められる場で、窮屈さを感じる
- 自分の中で決めたことを、人に説明しないまま進めてしまう
- にぎやかな町なかに長くいると、山が恋しくなる
天狗のあるある
- 山道や長い階段で、気づくと一人だけずっと先を歩いている
- 休みの日は、地図に細く載っているだけの山道を探している
- 夏はうちわを手放さず、話しながら大きくあおいでいる
光る場面
人里を離れた山でひとり技を磨く時間は、天狗の流儀がいちばん冴えやすいひとときです。
天狗を活かすヒント
- 決めたことは、結果だけでも身近な人に一言伝えておく
- 人に教わる場では、まず一度その場の流儀のとおりにやってみる
- 山へ出かける日は、行き先を誰か一人にだけは知らせておく
相性
河童 — いつも同じ川で、正面から相撲を挑んでくる河童は、山にいる天狗にとって、山を下りればいつでも同じ調子で迎えてくれる相手。互いに流儀を曲げないので、勝負もさっぱり終わる。
山彦 — 山彦も、山の奥で姿を見せず、声だけで山にいることを知らせる。どちらも姿より先に音で気配を伝える者どうしなので、言葉を多く交わさなくても、山の中で通じ合える。
化け狸 — 化け狸の話は、人里で相手ごとに姿を変えて笑いをとるところに見せ場がある。一つの技を山で自分の流儀のまま極めたい天狗には、そのくるくる変わるやり方がつかみにくく、狸から見ると、天狗は笑いに乗ってこない相手に映りやすい。
となりの妖怪
3 つの軸のうち、1 つだけが逆の妖怪です。結果が真ん中に近い軸があれば、こちらの顔も持っているかもしれません。
あなたはどれでしょう。場面で答える 18 問、約 3 分です。
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