楽器診断
コントラバス
大きな体で低い音をそっと刻み、合奏の土台を黙って支え続ける人。
そっと鳴らす支える側みんなで
コントラバスは、弦楽器の中でいちばん大きく、いちばん低い音を出す楽器です。立って弾くか、高い椅子に腰かけて弾くほどの大きさがあります。その音は、前に出て聞こえるというより、合奏の底でずっと鳴っています。
オーケストラでもジャズでも、コントラバスはいちばん低い音で響きの土台を作り、ジャズでは一定の拍を刻む役も受け持ちます。旋律を弾く場面は多くありませんが、コントラバスが加わるだけで、合奏の響きがぐっと落ち着きます。仲間の輪の中の、目立たない所からみんなを支える人です。
コントラバスは大きな楽器なので、運ぶにも置くにも段取りが要ります。あなたも、動く前に全体の段取りを考えるぶん、急な予定の変更には動き出しが遅くなりがちです。変更を聞いたら、まず自分の受け持ちだけ確かめると、すっと動き出せます。
得意なこと
- みんなの調子を見ながら、全体の足並みを整えられる
- 目立たない役を、長く同じ質で続けられる
- 口数は少なくても、浮き足立った場を落ち着かせられる
つまずきやすい場面
- 大勢で動く日に予定が急に変わると、次に何をするか決めるまで時間がかかる
- 前に出る役を頼まれると、どう振る舞えばいいか戸惑う
- ひとりで決める場面で、つい誰かの顔を探してしまう
コントラバスのあるある
- 集まりでは、いちばん後ろか端のほうに立っている
- みんなが歩く速さを、いつのまにかそろえている
- 人の話に、低い声で「うん、うん」と相づちを打っている
光る場面
長く続く集まりの裏方、大勢で何かを合わせる練習、浮き足立った場を落ち着かせたいとき。
コントラバスを活かすヒント
- 予定が変わったら、まず自分の受け持ちだけ確かめる
- たまには、集まりの最初の一言を自分から引き受けてみる
- ひとりで決めることを、小さなものから一つずつ増やす
相性
一緒にいると楽
ピアノ — ピアノは、ひとりで曲をまるごと組み立てられる。コントラバスは、その組み立ての下に低い音で一本の筋を通すだけで、響き全体を落ち着かせられる。
一緒にいると楽
トランペット — 前に出て旋律を引き受けてくれる相手がいると、コントラバスは安心して低い所に専念できる。ジャズでもよく並ぶ組み合わせ。
ぶつかりやすい
ハープ — どちらも静かに支える側に回るので、ふたりだけだと誰も旋律を始めない。どちらが先に動くかを待ち合って、話が進まないことがある。
となりの楽器
3 つの軸のうち、1 つだけが逆の楽器です。結果が真ん中に近い軸があれば、こちらの顔も持っているかもしれません。
チューバ大きく深い低音を響かせて、大勢の足もとを下からしっかり支える人。 フルート息の通る澄んだ音で、大勢の中から旋律をそっと浮かび上がらせる人。 ハープ指先で弦をはじき、やわらかな響きでまわりの音をそっと包む人。
あなたはどれでしょう。場面で答える 18 問、約 3 分です。
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