文房具診断
鉛筆えんぴつ
自分の手で削って芯を整え、何度でも書いては消して、考えを練る人。
鉛筆の芯は、黒鉛と粘土を混ぜて焼き固めたものです。黒鉛が多いほどやわらかく濃い線に、粘土が多いほど硬く薄い線になり、それが B や H の記号で表されています。木の軸を削って芯を出し、書くたびに少しずつ短くなっていきます。
鉛筆の線は、紙の表面に黒鉛の粉がのっているだけなので、消しゴムで消すことができます。絵や文章の下書きに鉛筆がよく使われるのはそのためです。何度でも書いては消し、考えを練りあげていく人です。
鉛筆は、削り方ひとつで芯の形が変わり、持ち方のくせで芯の減り方も変わります。とがらせて細く書く人もいれば、少し丸めてやわらかく書く人もいます。自分に合う形に整えながら使いこむのが、鉛筆の楽しさです。ただ、下書きを重ねるうちに、どこで清書に移るかを決めかねることもあります。
得意なこと
- 一つの考えを、何度も書き直しながら深められる
- 道具ややり方を、自分に合う形に整えて使える
- まちがいを恐れずに、まず下書きから始められる
つまずきやすい場面
- 下書きを直しつづけて、仕上げの日が先にのびる
- 決まった手順どおりにと言われると、自分の形に直したくなる
- 何度でも直せると思うと、どこで決めていいか迷う
鉛筆のあるある
- 短くなっても捨てられない物が、引き出しの奥にとってある
- 人に送る長い文は、まず別の所に下書きしてから写している
- カレーの味を、作るたびに少しずつ自分好みに直している
光る場面
考えを何度も練り直したいとき、自分の手で少しずつ形を整えていく下書きの段階で、鉛筆の持ち味が出やすい段階です。
鉛筆を活かすヒント
- 下書きには「ここで清書」と、終わりの日を書きこんでおく
- 人と分ける作業では、自分流に変える前に一度相談する
- 書き直す前の案も、消さずに隣に残しておく
相性
万年筆 — 万年筆は、ゆっくり言葉を選んで、残す一回を書く。何度も下書きを重ねる鉛筆にとって、最後の清書を引き受けてくれる相手がいると、安心して考えを練りつづけられる。
消しゴム — 鉛筆と消しゴムは、昔からの組み合わせ。下書きのどこを残してどこを消すか、急がずに相談しながら進められるので、書き直すたびに考えが深まっていく。
ホッチキス — ホッチキスは、パチンと一度で綴じて、すぐ次へ進む。何度も直しながら練りたい鉛筆には、その綴じ方が早すぎ、ホッチキスには、鉛筆の下書きがいつまでも終わらないように見えやすい。
となりの文房具
3 つの軸のうち、1 つだけが逆の文房具です。結果が真ん中に近い軸があれば、こちらの顔も持っているかもしれません。
あなたはどれでしょう。場面で答える 18 問、約 3 分です。
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